ここまで進んだ勤怠管理の概要と今後の展開

09 10月 2015 | 未分類

ここまで進んだ勤怠管理の概要と今後の展開

勤怠管理といえば、ざっくり言って出席簿のことだ。

私が労務管理事務所勤務時代は、出勤すると壁の時計を見て、時刻を出勤帳に自書し三文判を押していた。

それが、高度成長期に突入した途端タイムカード刻印となり、入り口に設置された自分のカードを差し込んでガチャンと刻印。

出勤・退社ともにこれで万事OKだった。

その頃は、人事部や会計部が刻印カードと悪戦苦闘していることなど知る由もなかった。

今考えると、月末には膨大な厚紙のカードの整理に追われっぱなしだったに違いないと想像する。

バブルが崩壊し、ITなるものが世間を闊歩する時代になった現在、今は昔という如く感慨深い。

文明の発達が人間の五感を鈍化させ、イメージ力さえも喪失してしまうと言われる現在、ITの特性をうまく生かしたものの一つが勤怠管理完全IT化システムである。

低迷する経済・苦悩する経営者にとっては福音のシステムといえる代物だ。

出勤簿記帳捺印時代→カード刻印機登場しフル稼働代→時代の寵児ITによるトータル管理システム。

わずか数十年の間に全てが大変革を遂げる結果になった。

IT化された勤怠管理とはいかなるものなのか

いかに時代の寵児ITシステムといえども、データソースは元祖の出勤簿そのものなのだ。

全ては従業員が打刻した瞬間から始まるといっても過言ではない。

この勤怠管理マシーン導入による劇的変化は、人為的に打刻された「紙データ」から「電子データ」に瞬時に変化する点だ。

電子データは魔法の信号である。

それぞれの用途に合わせたソフト装備のマシーンに電子データがインプットされると、目的とするデータが整理されて画面に表示される仕組みになっていて、言い方を変えれば、単細胞(従業員の打刻データ)から無限大に近い細胞群に分解される。

そのデータが経理部・人事部・総務部・などに送られ、各部の専用ソフトが解析し、必要な情報のみを選び出して業務遂行に役立てる。

これがITを使った勤怠管理システムの概要だ。

この方法だと、操作が簡単・便利・迅速処理可能となり、一目で元データの全容が分かる。

従業員の打刻データがダイレクトにリアルタイムで管理でき、各部門の作業能力が格段に上がる。

企業にとって福音の神と言える勤怠管理システム導入事情

素晴らしい機能満載のIT勤怠管理システムであるが、景気減退否停滞の中小企業にとっては自前で設備投資は不可能に近い。

そこで新商売として登場しつつあるのが、勤怠管理請負業だ。

「あなたの会社の勤怠管理おまかせください」のキャッチフレーズを掲げ多くの業者が顧客獲得に奔走している。

これらの会社に任せると、低料金・使った分だけの使用料を支払えばトータルで面倒をみてくれる。

導入事例を見てみると、コスト削減出来た・各会社に合わせたシステム構築・効率UP・導入無償サポート。

勿論導入後のメンテナンスも万全と評判は上々だ。

例えば、自前で設備投資した場合、備品・事務作業・カード集計・不正打刻の調査などで年間80万円もの経費となる。

これを業者に委託すると月額数百円で済む。

経営者には嬉しい限りだ。

便利な勤怠管理システム

参考までに主だった機能を上げてみると、自動計算・エクセル他数種のソフト対応・警告機能・シフト管理・残業管理・休暇管理など盛り沢山だ。

システム業者選択であるが、各サイトには契約企業数や利用者数などが開示されているので一番多くの顧客を有する業者と契約するのが最善の方法だろう。


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